アメリカの夏休み
日本でも子供達の夏休みが終わったと思いますが、
アメリカの学校の夏休みはとても長く、6月の半ばから
8月末まで、2か月半もあります。

普段できない体験を夏休みにさせたいと思う親が多いのか、
年明けから、あちらこちらでサマーキャンプのちらしが配られ、
人気のあるものはあっという間にうまってしまいます。
(因みに、「キャンプ」と言うと日本では泊まりがけで山や
海に行くようなものを想像しますが、ほとんどは
日帰りのもので、スポーツからアート、理科の実験と
内容は様々です。)
我が家はテニスキャンプに2週間、チェスキャンプに
1週間通わせてみましたが、やはり新しいお友達が
出来たり、大勢の中でどう過ごすかを学んだり、
それなりに学校とはまた違う体験が出来た様です。
中学生になると、夏休みは”student service
(スチューデント・サービス)”の時期でもあります。
これは地域社会のボランティアのようなもので、
8年生までに一定の時間を満たしていないと
卒業ができないのです。必ずしも夏休みに
やる必要は無いのですが、例えば息子の学校では
卒業までに75時間というのが決まりなので、
夏休みに稼げるだけ稼いでおかなくては・・と
思うのも無理はありません。地域の川の清掃に
参加したり、老人ホームでお手伝いをするという
のでも良いし、テニスキャンプなどで、小さい
子供達の面倒を見たり指導をしたりするのも立派な
サービスになります。学業面だけでなく、こうした事が
卒業単位になっているのもアメリカらしい気がします。
また、小学校では夏休み最後の日に
”sneak preview(スニーク・プレビュー)”というのが
あります。直訳すると「こっそり自分のクラスを覗いて
来る日」という感じでしょうか。こちらは9月から
新学年なので、学校にクラス分け表と担任の先生が
貼り出され、子供たちは自分のクラスに行って
先生や新しいクラスメートに会ったり、自分の机の
位置を確かめたりします。机の上には先生からの
ちょっとしたプレゼント(鉛筆1本だったり、
ウェルカムカードだったり)があったりして、
子供達は翌日からの学校を楽しみにする・・
という具合です。
長い夏休み、子供達にとっては色々な体験が
出来る貴重な時期ですが、子供の送り迎えはすべて
親の責任、というアメリカでは、あちらこちらに
子供たちを送っていくだけでも重労働。
親の本音としては、「やっと夏休みが終わった~」と
胸をなでおろしています。
投稿者 Bella Staff : 2008年09月22日 12:00