ハッピー・ホリディズ
日本では今頃
クリスマスも終わり、大掃除とお正月の
準備を始めているころでしょうか?
アメリカに来るまで、私は無知な事に、
アメリカでは誰もがクリスマスを祝うものだと
思っていました。
でも実際は、クリスマスはキリスト教徒の
お祝いで、クリスマスとほぼ時期を同じくして、
ユダヤ教徒には「ハヌカHanukkah」、
アフリカン・アメリカンには「クワンザKwanzaa」
というお祝いがあります。
地域によって違うとは思いますが、私の
住んでいる所はユダヤ系の方が多いので、
ハヌカについて耳にする機会も多くあります。
日本人はほとんど宗教的な感覚で
クリスマスを祝う訳ではなく、キリスト教徒
でなくてもクリスマスツリーを飾り、子供たちは
サンタクロースから贈り物をもらうのを当たり前と
感じているのではないかと思いますが、
この辺りの感覚はアメリカに住んでみると、
かなり隔たりがあると感じます。
特に気をつけなければいけないのが、
クリスマスカードです。
最初は何も知らずに、“Merry Christmas”と
書いてあるカードを買っていたのですが、
良く見ると、多くのカードが“Happy Holidays” や
“Season’s Greetings”の様に、相手の方が
キリスト教徒でなくてもOKなものになっています。
子供達も、この時期学校の先生にお礼のカードを
出しますが、例えば娘の担任の先生は、去年は
ユダヤ系の方で、今年はアフリカン・アメリカンの
方なので、やはりカードにも“Merry Christmas”
とは書きません。
とは言え、12月がお祝いの時期である事に
変わりはありません。
お店にいけば、クリスマス・グッズの横には
必ずハヌカ・グッズのコーナーがあります。
クリスマスカラーが赤、緑、金だとすると、
ハヌカ・カラーは青、白、銀でしょうか。
星やメノーラと呼ばれるキャンドル台が
ハヌカのシンボルで、この柄のカードや
小物はとてもきれいで、最初は意味も
知らずに買ってしまいそうになったくらいです。
そして、アメリカが素晴らしいと感じるのは、
こうした多様な価値観を受け入れようとする
土壌がある事です。娘の学校でも、「それぞれの
家庭で祝うホリデーについて紹介する」という
授業があり、娘は「日本ではクリスマスよりも
ニューイヤーをお祝いします」という内容でかるたや
コマ、年賀状などを持って行って紹介したのですが、
それはそれで、皆興味を持って聞いてくれたと
喜んでいました。
投稿者 Bella Staff : 2008年12月27日 15:07