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2008年12月27日 海外からの手紙

ハッピー・ホリディズ

日本では今頃
クリスマスも終わり、大掃除とお正月の
準備を始めているころでしょうか?

アメリカに来るまで、私は無知な事に、
アメリカでは誰もがクリスマスを祝うものだと
思っていました。
でも実際は、クリスマスはキリスト教徒の
お祝いで、クリスマスとほぼ時期を同じくして、
ユダヤ教徒には「ハヌカHanukkah」、
アフリカン・アメリカンには「クワンザKwanzaa」
というお祝いがあります。
地域によって違うとは思いますが、私の
住んでいる所はユダヤ系の方が多いので、
ハヌカについて耳にする機会も多くあります。

日本人はほとんど宗教的な感覚で
クリスマスを祝う訳ではなく、キリスト教徒
でなくてもクリスマスツリーを飾り、子供たちは
サンタクロースから贈り物をもらうのを当たり前と
感じているのではないかと思いますが、
この辺りの感覚はアメリカに住んでみると、
かなり隔たりがあると感じます。

特に気をつけなければいけないのが、
クリスマスカードです。
最初は何も知らずに、“Merry Christmas”と
書いてあるカードを買っていたのですが、
良く見ると、多くのカードが“Happy Holidays” や
“Season’s Greetings”の様に、相手の方が
キリスト教徒でなくてもOKなものになっています。
子供達も、この時期学校の先生にお礼のカードを
出しますが、例えば娘の担任の先生は、去年は
ユダヤ系の方で、今年はアフリカン・アメリカンの
方なので、やはりカードにも“Merry Christmas”
とは書きません。

とは言え、12月がお祝いの時期である事に
変わりはありません。
お店にいけば、クリスマス・グッズの横には
必ずハヌカ・グッズのコーナーがあります。
クリスマスカラーが赤、緑、金だとすると、
ハヌカ・カラーは青、白、銀でしょうか。
星やメノーラと呼ばれるキャンドル台が
ハヌカのシンボルで、この柄のカードや
小物はとてもきれいで、最初は意味も
知らずに買ってしまいそうになったくらいです。

そして、アメリカが素晴らしいと感じるのは、
こうした多様な価値観を受け入れようとする
土壌がある事です。娘の学校でも、「それぞれの
家庭で祝うホリデーについて紹介する」という
授業があり、娘は「日本ではクリスマスよりも
ニューイヤーをお祝いします」という内容でかるたや
コマ、年賀状などを持って行って紹介したのですが、
それはそれで、皆興味を持って聞いてくれたと
喜んでいました。

投稿者 Bella Staff : 2008年12月27日 15:07

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